2009年 04月 13日
映画「ホノカアボーイ」を見に行ってきました。 ずっと見に行きたかったのに何やかんやで行けず、とうとう最終日。 でも、見に行ってやっぱりよかった! 私の中では3本の指に入りそうな、とてもいい映画でした。 ネタばれあります。 舞台がハワイのホノカアという小さな町なんですが、黒猫がほんのちょっと出てくるんです。 若い主人公にご飯をつくってあげることになった、老婦(というのもはばかれる感じ)のビーさん。 ビーさんの家に小麦粉を配達に行った主人公のレオが、ビーさんのうちの台所に入っていってクツクツ言っている鍋の中を覗くんです。 そこにはカレイの煮つけが。 あまりにおいしそうなので、ついつまみ食いするレオ。 でもそれはビーさんが言うには「猫のエサ」。 そして「ご飯を食べにいらっしゃい」ということになる、レオとビーさんとの出会いの場面。 ハワイのひなびた街並み、ビーさんの家の白い壁と青いドア、ハワイの風、台所のカワイイ雑貨たち。 そしてビーさんが作る、ものすごく美味しそうなお料理の数々。 幸せそうにがっつくレオ、台所でやっぱり美味しそうにカレイをがっつく生後3ヶ月くらいの黒猫。 映像がとても優しくて、ホノカアのほんのり湿気を含んだ軽い風を感じるようでした。 ビーさんがともすればお母さんみたいになっちゃうのを、あくまでレオと対等を保っているのがよかったな。 そして少女のようにレオに恋をする。 その気持ちに気がつかないレオ。 ときどき黒猫がご飯を食べてるシーンが挿入されます。 あんまりハワイって興味はなかったのだけれど、一度行ってみたくなりました。 そういえばその黒猫はビーさんが飼っているという感じではなく、やっぱり「ご飯を食べに来てる」感じでした。 だから名前もない。 やっぱり黒猫って絵になるんだなーと思わされた映画でした。 「僕も絵になってる?」 まるっと。 ソファにいたのを下から撮ったら、こんなにまん丸に。 普段はこうです。 しまったなー、もう一度見に行きたい。 ビデオではなく、大きなスクリーンでもう一度見たい。
by niya222
| 2009-04-13 11:13
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